核のない、誰ひとり取り残さない、持続可能な社会を私たちの手でつくることを目的として、G7広島サミットを契機に連帯した広島と全国・各国の市民社会から、核兵器廃絶を含む諸問題の解決に向けた市民の声を上げるため、「市民の平和宣言2023」を作成し、8月6日(日)の広島市平和記念式典の終了後に記者会見を開催して、みんなの市民サミット2023及びCivil7の共同声明として発表しました。
◆市民の平和宣言2023
◆Citizens' Peace Declaration 2023
◆230806記者会見配布資料
そして、本日は市民社会の仲間が応援に駆けつけてくれた中で、「市民の平和宣言2023」に関する記者会見を無事に開催することができ、13社17名の報道機関・記者に取材いただきました。
また、取材報道の記事などは追ってお知らせできればと思いますが、登壇者の会見メッセージのポイントをご報告します。
<渡部朋子>
G7サミットでは広島が貸座敷にされた、広島を取り戻す。
私たちは改めてもう一度考えて、繋がって、力をつけて、行動していく。
<堀内葵>
平和記念式典の配付資料に厳粛な中で式を行うためのアンケートがあったことへの違和感、市民社会には様々な声がある。
G7もC7もプロセスは続いていく、市民社会は引き続きウォッチする。
<サーロー節子>
G7首脳宣言はC7の政策提言(市民社会の声)を全く聞いていない。
首相発言の矛盾、わからないをわかるまで追求することが必要。
平和記念式典に被爆者が参加(スピーチ)していない。
日本政府は被爆の経験があるからこそ、核兵器禁止条約にある被爆者援護や現状回復を牽引してほしい。
<川崎哲>
G7は核兵器廃絶の目的を正当化して、目標としてのタイムラインを作っていない。
キャンペーンを通じて政府に働きかける。
それと、会見に参加していた山口響さん(長崎証言の会 被爆者証言誌編集長、長崎大学客員研究員)とアンドレイ・ケイマンさん(ウクライナ人の父親とロシア人の母親を持つ、広島在住)にもコメントいただき、多様な立場からの市民の声を発信しました。
以上について、取り急ぎ簡単ですが報告させていただきます。
本日はありがとうございました。
【情報拡散のお願い】
「市民の平和宣言2023」のメッセージを読んで、ぜひ皆さん自身が考えて望む平和について、ハッシュタグ「#わたしの平和宣言2023」を付けて発信してください!
よろしくお願い致します。