≪分科会⑯≫
「『ラリー』と『ロビイング』のあいだで 〜市民社会とG7の関わりを問い直す〜」
【趣 旨】
近年のG7、G20や、気候変動問題など地球規模課題に関わる各国政府や国際機関が参加する国際会議では、政策提言やカウンターサミット(並行国際会議)の開催など、市民社会(NGO・NPOなど)の参加が定着しつつあり、こうした場や機会を生かして、市民社会は自身の言論・活動空間の拡大や能力形成を進めてきました。
一方、9・11以降の「テロとの戦い」以降、こうした国際会議は常に厳しい警備のもとに開催されることが通例となり、会場となった地域・都市の人々は、1週間〜1ヶ月など長期間にわたり日常生活を大きく制限され、会場付近での集会・デモは厳しく制限され、市民社会、社会運動、労働運動関係者への捜査・弾圧が行われるなど、国際会議の開催によって、市民社会の言論・活動空間が狭められていることもまた、一方の現実です。
こうした、G7など国際会議と市民社会の関わりの明暗それぞれを見つめながら、『ラリー』(集会・デモ)と『ロビイング』(政策提言活動)に象徴される、多様な主張(G7への是非含む)、方法、立ち位置で今回のG7広島サミットに取り組む市民社会関係者にご参加・ご発言いただき、多様ではあるが断絶することのない、しなやか・したたかに「連帯」する市民社会の活動のあり方を共に考えていきたいと思います。
【概 要】
日 時:2023年4月17日(月)9:30〜12:00
会 場:広島国際会議場 ラン2(広島県広島市中区)およびオンライン(Zoom)によるハイブリッド開催
対 象:一般市民、NPO/NGO、市民団体、 ユース、 G7サミットのエンゲージメントグループ、マスコミ・メディア関係者
定 員:対面40名、オンライン100名
主 催:市民社会スペースNGOアクションネットワーク(NANCiS)、あどぼの学校運営委員会
共 催:東海市民社会ネットワーク
助 成:2023年度地球環境基金
【内 容】
これまで日本で開催されたG7・G8(洞爺湖、伊勢志摩)やG20(大阪)での市民サミットやさまざまな市民の活動の様子、また、市民社会スペースの状況などを共有しながら、今回のG7広島サミットにおける「みんなの市民サミット2023」やさまざまな市民の活動をどのようなものにしていきたいか、その先にある市民社会のありようをどのように展望していくか、発題者からのご発題をもとに、参加者のみなさんで語り合います。
<発題者>
安彦 恵里香さん
(Social Book Cafe ハチドリ舎、みんなの市民サミット2023実行委員会)
久野 成章さん
(8・6ヒロシマ平和へのつどい、G7広島サミットを問う市民のつどい)
鈴木 千花さん
(持続可能な社会に向けたジャパンユースプラットフォーム(JYPS)前事務局長)
堀内 葵さん
(国際協力NGOセンター(JANIC)、THINK Lobby、G7市民社会コアリション2023)
加藤 良太さん
(市民社会スペースNGOアクションネットワーク(NANCiS)、あどぼの学校)
【情報保障】
本分科会では、コミュニケーション支援アプリ「UDトーク」により、AIによる自動文字起こし・翻訳による日本語・英語字幕を提供します。使用される方はご自身でスマートフォン/タブレットを用意し、アプリ「UDトーク」を予めダウンロードしてご参加ください。
https://udtalk.jp/
【参加申し込み】
<STEP1> Webサイトでイベントの詳細情報と参加規約をチェック
https://hiroshimacsummit2023.mystrikingly.com/
<STEP2> 下記URLの応募フォームから「みんなの市民サミット2023」全体の参加申込(必須)
https://forms.gle/3i7J3Uzepbz1SysE7
<STEP3> 参加したい分科会ごとの応募フォームから参加申込(分科会に参加希望の方)
分科会⑯応募フォーム:https://forms.gle/6Y1CMnJqNKoTk5N4A
【本分科会に関するお問い合わせ】
お問い合わせは両主催団体ウェブサイトの「お問い合わせ」フォームよりお願いします。
市民社会スペースNGOアクションネットワーク(NANCiS)
https://nancis.org/
あどぼの学校運営委員会
https://www.advo-citizen.org/