≪分科会⑦≫
シリア大地震の被災者が直面する「三重苦」と届ける希望
〜紛争・制裁・そして震災〜
シリアでは、12年に及ぶ紛争と、それに伴う支配の分断がいまだ解決を見ていません。また欧米政府からの経済制裁の煽りを受けた物価上昇という、経済的貧苦に直面しています。さらに今年2月には、マグニチュード7.8という記録的大地震が、紛争の渦中にある地域を襲いました。この「三重苦」に喘ぐシリアの人びとが置かれた状況は、どのようなものでしょうか。またその苦しみを少しでも和らげるために、どのような関わりが日本からできるのでしょうか。「難しい」と形容されるシリアの状況に対して、一緒に考える時間になれば幸いです。
【日 時】
2023年4月16日(日)14:30~17:00
【会 場】
広島国際会議場 コスモス2
(広島県広島市中区中島町1-5)
【登壇者】
○溝渕正季
広島大学准教授。中東地域の政治・軍事・安全保障問題、中東をめぐる国際関係、イスラーム政治を専門に研究。
○佐藤真紀
国際協力アドバイザー。1994-96年青年海外協力隊としてシリア工業省に赴任。2012年からNGOでシリア難民支援にかかわる。現在は、国際協力Team Beko を立ち上げ、支援が届きにくい個人にフォーカスを当てている。
○中野貴行
NPO法人Piece of Syria代表理事。2008-10年、青年海外協力隊としてシリア北部で活動。「課題だけではなく魅力を伝える」ことを大切にした活動を展開。
【対象者】
武力紛争および難民危機、またシリアとトルコを襲った大地震に関心を持つすべての方。シリアに関する特段の知識は、必要ございません。
【定 員】
対面:40名
オンライン:90名
【主 催】
シリア和平ネットワーク
【共 催】
Team Beko
Piece of Syria
【後 援】
明治学院大学国際平和研究所
【内 容】
○冒頭説明(5分)
○『今世紀最悪の人道危機』シリア紛争を振り返る(30分+質疑応答10分)
紛争が発生した2011年から、現在に至るまでのシリア情勢を簡単に振り返ります。その上で、現在のシリアが置かれている状況と、国際政治における位置付けを解説します。
○Team Bekoの支援状況(20分+質疑応答10分)
2019年以来、Team Bekoが実施してきた、シリアの人びととの交流・支援活動を説明します。アレッポの貧困家族の経済制裁下での生活、また今回の地震後の生活状況についてお伝えします。
○Piece of Syriaの支援状況(20分+質疑応答10分)
2016年以来、Piece of Syriaが実施してきた、シリア国内外に住むシリアの人びとへの教育事業を説明します。加えて、戦時下の教育支援の課題と成果、また地震被災者の支援活動についてお伝えします。
○全体質疑応答(40分)
【問い合わせ先】
シリア和平ネットワーク事務局:peaceinsyrianetwork@gmail.com
【リンクURL】
シリア和平ネットワーク:https://syriapeacenet.themedia.jp/
Team Beko:http://teambeko.html.xdomain.jp/team_beko/index.html
Piece of Syria:https://piece-of-syria.org/
シリア震災全方位支援キャンペーン「サダーカ・イニシアチブ」:
https://syriapeacenet.themedia.jp/posts/41271119?categoryIds=540593
【申込み方法】
<STEP1> Webサイトでイベントの詳細情報と参加規約をチェック
https://hiroshimacsummit2023.mystrikingly.com/
<STEP2> 下記URLの応募フォームから「みんなの市民サミット2023」全体の参加申込(必須)
https://forms.gle/3i7J3Uzepbz1SysE7
<STEP3> 参加したい分科会ごとの応募フォームから参加申込(分科会に参加希望の方)
分科会⑦応募フォーム:https://forms.gle/K8B5MbpGcscoMPUa8